▼2008年08月24日

BON VOYAGE!!

日常を忘れて旅に出よう!!






九段会館に試写会に行ってきた。。。


『イントゥ・ザ・ワイルド』原題: Into the Wild
監督・脚本: ショーン・ペン
製作総指揮: デビッド・ブロッカー、フランク・ヒルデブランド、ジョン・J・ケリー
製作: アート・ラインソン、ショーン・ペン、ウィリアム・ポーラッド
原作: ジョン・クラカワー
撮影: エリック・ゴーティエ
音楽: マイケル・ブルック、カキ・キング、エディー・べダー
美術: デレク・R・ヒル
出演:エミール・ハーシュ、マーシャ・ゲイ・ハーデン、ウィリアム・ハート、ジェナ・マローン、キャサリン・キーナー、ヴィンス・ヴォーン、クリステン・スチュワート、ハル・ホルブルック
製作国: 2007年アメリカ映画
上映時間: 2時間20分
配給: スタイルジャム

公式HP:http://intothewild.jp/top.html









 
予告篇トレーラー
http://jp.youtube.com/watch?v=eQyE0Mu97Ec
2008年9月6日よりシャンテシネ、テアトルタイムズスクエアほか全国にて公開
監督 ショーン・ペン




主演が、日本のアニメ『マッハGoGoGo』を実写リメイクした「スピード・レーサー」で爽快な主人公を熱演したエミール・ハーシュ。この作品では荒削りな青臭い若者を演じている。
この映画、裕福な家庭に育った青年が大学卒業後、ロー・スクール行きが決まっていたにも拘わらず、何もかも捨ててアラスカへ向けて長い旅をすることに...。
というような旅の物語。2年の長旅を描いたこの話は、実は実話なのだ。

筆者もかつて3ヶ月ほどだが、オーストラリア大陸半周の旅を経験したので、非常に彼と共感する部分があった。
前の7月2日の日記にも書いたが、シドニーを皮切りに様々な人と出会い別れがあった。。。
しかし、この主人公の場合、社会にも出ていない若者の視点なのであって、結局帰る所(裕福な実家)もバックにあるし井の中の蛙的なものではないだろうか。富める者の理論と片付けてしまっては、少々うがった見方でかわいそうかもしれない。
(複雑な家庭環境であるということもあり、結局、彼は実家に帰ることはなかったが...)
美談仕立てで、正当化しているところがなんとも納得しきれないものがある。

まあ、たしかに自分も同様な経験をしたことは確かだ。
ここでの主人公もそうだが、旅路での人との出会いを通じで、場当たり的で逃げているだけでないか、何のために旅を続けているのか懊悩するし、その地に根を下ろして生活する人々を見て自分を比較すると自分が惨めになってくるものなのだ。
そして、苛まれた挙句、残るのは孤独感や寂寥感を味わうだけだったりする。
どん底だかわからないが、それに近い刹那的な生活を送りながら放浪すると、自分自身を見つめなおすことは必ずできる。
しかし、しかし中田英寿のような自分探しの旅とは訳が違う...(笑)。


ついでに自分の旅した場所を紹介。


メルボルンから電車バスを乗り継いで行ったウォーナブルにて、知り合いの乗馬の先生ヴィクターを訪ねていった。
子供をポニーに乗せて教えている初老のヴィクターの姿はほのぼのとしているね。
主人公の出会った老人と彼がだぶった。



南西の街・パースのスワン川のほとりに佇む親子。何を話しているのだろう。これもほのぼのとしている。



北西の寂れた街・ブルームには日本人墓地がある。カウラに続いて日本にゆかりのある場所に行きたかった。
明治時代、真珠取りの技術を教えるべく移住した多くの日本人が、異国の地で潜水病で亡くなった。





話は戻って。。。
この作品は俳優のショーン・ペンが監督。数々の映画出演もしてきた名優でもあるし、いくつか映画の監督もしてきた。
主人公の父親役であるウィリアム・ハートは円熟味を増したオスカー俳優。
彼らが良き演出をし、演じたおかげでエミール・ハーシュの思いが際立っていた。


上記で行ったのはグレートバリアリーフぐらいだが、自然遺産がたくさんある。日本の国土の22倍あるもんねー。




結末の展開のせいか周りの客席に座する若い女性が鼻をすする声が聴こえたが、ちょっと異質なものを感じた。
それは主人公を観て、単にかわいそうだ、ということを思ったからなのような気がした。
ショーン・ペンが伝えたかったことは深く流れるところに別に存在するのだろうねー。





旅をしたくなったし、ヴィクターに手紙出してみようか。。。と思う今日この頃だ。。。  
Posted by まさタロー at 16:11Comments(8)TrackBack(15)